G1周年記念競走展望

【宮島チャンピオンC】中道善博 名腕が斬る

[ 2013年11月8日 06:00 ]

 宮島は干満の激しいレース場です。昔は全24場でプールが6カ所、その他は干満のあるレース場でした。今では半々くらいですかね。瀬戸内海で鳴門の方へ向かう流れと大分方面へ向かう流れがあって、その潮の境目が宮島、徳山であったりすると聞きます。干満差が3メートルもあれば、スタートにも気をつかいます。昔は大時計が固定されていましたが、今は潮に合わせて動きますからね。それでも“プール育ち”の選手からすれば、最初は多少の戸惑いがあるかもしれません。

 今節は干満の差はそれほど激しくありません。レース自体はしやすい水面といえます。今節の注目選手は何といっても賞金王決定戦が視界に入っている選手でしょう。本来なら賞金ランク21位で地元のG1を迎える辻栄蔵を挙げたかったんですが、津のチャレンジCがF休みとのこと。やはり注目はボーダー付近の選手です。中島孝平、湯川浩司、田中信一郎あたりでしょうか。少しでも賞金を積み増しておきたいところ。若手では先の福岡周年でアピールをみせた岡崎恭裕と篠崎仁志に注目。まだまだ年末の大舞台を狙える位置に付けています。

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