【児島キングカップ】ドリーム組は松井、瓜生、太田が３強

児島の水面とは相性がよい松井繁
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　Ｇ１のＶ争いと言えば、点数の恩恵があるドリーム組、番組の恩恵を受ける可能性が他より高い地元勢が優位に立つ。これが現段階での見解。そこにエンジン抽選という最重要事項が加わるわけだ。ひとまず５７、５９、６０、６５、６６を注目エンジンとして挙げておこう。

　ドリーム組の中からＶ候補を挙げろと言われれば、松井、瓜生、太田を指名したい。水面の得手不得手はないと言う松井だが、児島は間違いなく相性がいい。ＳＧＶ２の実績は光る。９月辺りから調子を上げていくのが松井のパターン。ここらで優勝すれば弾みが付くだろう。瓜生はエンジン出しの安定感がすごい。今年も高い勝率を保ち続けている。歯車がかみ合えば一気のＶロードだ。総合力では太田の右に出る者はいない。ＭＢ記念最終日のＦはもったいなかったが…。それでも直前の多摩川Ｇ１では優出してみせた。この辺りが太田の強さである。

　池田はムラがある印象が強い。エンジンがそこそこの時はすごい強さだが…。先のＭＢ記念のように、もろさも同居する。むしろドリーム組では児島相性がいい田村、勝負強さが光る湯川がおもしろい存在だ。

　地元勢では吉田に期待がかかる。ただし近況はやや低調。何とか好エンジンを手にしたい。むしろ地力が付いた茅原が地元１０人衆の中ではＶ最短かも。走り慣れた水面で躍動したい。

　ドリーム以外の遠征陣では最新のＳＧウイナー・毒島に注目が集まる。なぜドリームを走らない？という選手も多い。これもレベルが高い証拠。今垣、服部、田中、魚谷、坪井、中島、丸岡といったＳＧウイナーが大いに奮起しそうだ。