G1周年記念競走展望

【多摩川ウェイキーC】江口 近年、当地好成績 ペラがハマれば

[ 2013年9月4日 06:00 ]

 近年、多摩川で好成績を残しているのは江口晃生(48=群馬)だ。11年以降の出場5節で4優出3V。今年7月の一般戦こそ途中帰郷となったが、手応えはつかんだ様子だ。「7月は準優で落水してしまったが、エンジンはかなり仕上がっていた。8月から新エンジンに替わったので一概には言えないが、ペラがハマれば出ると思う」。高い調整力を誇る第14代名人から目が離せない。

 ≪久々の記念Vへ≫09年の55周年覇者・菊地孝平が約3年ぶりに登場する。56周年記念では最終日フライングという苦い思い出を残してしまったが「ブランクは関係ない。行ってみて合うかどうかですから。多摩川は久しぶりですが大好きな水面です」と、マイナスイメージはなし。前走のMB記念では優勝こそ逃すも、予選トップ通過で存在をアピール。10年9月の児島周年以来、遠ざかっている記念Vを目指す。

 ≪記念で完全復活≫坂元浩仁(27=愛知)が10カ月ぶりのG1参戦に燃えている。昨年4月のペラ制度変更から調子を落としていたが、今年6月から復調。出場9節で6優出3Vと活躍中だ。「1年前よりペラが分かってきたし、エンジンの抽選運も昨年より良くなった。やっぱり記念を走る方が楽しい。(多摩川周年が)とにかく楽しみ」と目を輝かせた。愛知のホープが記念戦線定着を目指し、是政水面で暴れ回る構えだ。

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