G1周年記念競走展望

【赤城雷神杯】昨年覇者の斉藤、気負いなし

[ 2013年6月14日 06:00 ]

昨年大会で待望のG1初Vを成し遂げた斉藤
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 昨年5月に、新プロペラ制度後初G1という意味でも注目を集めた昨年大会で待望のG1初Vを成し遂げた斉藤。5月の若松61周年記念でG12勝目を飾る大仕事をやってのけて上州水面に乗り込む。「(昨年大会Vの)桐生は回ってからの伸びがもう少し欲しかったけど、それを十分にカバーするほど出足が良かった」と振り返り「G1を取ったことがある人の気持ちが分かって走れるのが大きい」とプラス面を強調した。

 今の斉藤にとって大事なことは「ブレないこと」でありながらも「自分の物差しが絶対だと思わないこと」だと言い切る。だから「何年か経過すれば、違う自分がいるかもしれない」と表情を崩す。この柔軟な構えが好結果を呼び込むのだろう。「何でも受け入れて調整に生かしていく。桐生でもいつも通りの作業をするだけ」と大会連覇へ強固な決意をにじませる。

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