G1周年記念競走展望

【鳴門G1 大渦大賞】徳島の“大器”山田祐也 中道善博氏も期待

徳島支部の期待の若手・山田祐也
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 さあ、グランプリ前に鳴門G1で盛り上がろう。開設63周年記念G1「大渦大賞」は9日に開幕する。鳴門と言えばやはり善さん。この大会を6回も制している鳴門のレジェンド・中道善博氏に今大会の注目選手をピックアップしてもらった。一番の注目は今年のSGメモリアルでも鳴門代表となった山田祐也。未来の徳島支部を背負うであろう大器を中道氏はどう感じているのだろうか。

 久しぶりに地元・徳島にイキのいいのが出てきましたね。先日、鳴門ボートに寄せていただいた時に、初めて彼と会いました。背が高くてイケメンだったのが印象的でしたね。ルックスに加えて、水上の戦いでも“イケている”となると、スター性を十分に兼ね備えているといえます。

 彼の名前を覚えることになるのが、8月の若松SGメモリアルです。昨年の新人賞ということで、将来性を買われて鳴門ボート推薦でのSG出場となりました。その期待に応えるかのように初戦でいきなり“名刺代わり”ともいえるような会心の捲り差しを披露します。入ったかと思った瞬間、舟が浮いていました…。結果は出なかったですが、十分に存在感をアピール。初めての大きな舞台にも、物怖じしない迫力ある旋回でした。その後はきっちりと水神祭も果たして全国に、その名を売ったのは言うまでもないです。

 9月の蒲郡G1ヤングダービーでは出入りの激しい着を取ってしまいV戦線には食い込めなかったですが、節間2勝を飾って、ひと味違う走りを見せていました。まだ、粗削りな部分はあるものの、スタートが鋭くてコース不問に勝ち負けできるところが彼の持ち味といえるでしょう。

 F休み明けに今期(11月)を迎えて、なんと鳴門→浜名湖で連続優勝を決めています。私はかつてF3をした時の休み期間中に、いろいろと冷静になって考えて「しょうもないFは辞めよう」と心に決めてから40代で再ブレークしました。彼もヤングダービーの後の休み期間中になにか、心に決めたことがあったのかどうかは分かりませんが、この快進撃はホンモノとみていいでしょう。今回、2月の四国地区選手権以来となる地元2度目のG1戦を迎えます。勢い盛んにド派手な“祐也旋風”を巻き起こしてほしいですね。

◆中道 善博(なかみち・よしひろ)1949年(昭24)3月20日生まれの68歳。SG8冠の元徳島支部のボートレーサー。登録番号は2096。通算勝率7・19、通算勝利1954、通算優勝回数80、G1通算優勝回数30。1994年にSG最高峰レースであるグランプリ(住之江)を制す。その輝かしい実績で長きにわたり四国勢の屋台骨を支えてきた、まさに“レジェンド”。現役引退後の2000年からはスポーツニッポン新聞社でボートレース評論家として健筆を振るう。

【山田に聞く】

――近況の調子は?

「10月の鳴門(男女W優勝戦)、11月の浜名湖(一般戦)は連続優勝して調子は良かったですが、近況は良くなかったです。鳴門と浜名湖の時は、とてもモーターが良かったので、そこに尽きると思います」

――初A1級昇格、G1、SG初出場を経験して心境の変化は?

「実績のない自分を施行者さんや関係者の方の後押しがあって出場できたSGでは、今までの考え方や意識、物の味方がいろんな意味でかなり大きく変わりました。(SGでは)自分が思っていた努力は努力ではなく、上の人にしたら普通で当たり前。もっと考えないといけない」

――得意コースは?

「4コース。捲り勝ちの割合が高いから」

――買い時は?

「展示タイムがいい時です」

――いつも重視している足は?

「伸びですね」

――鳴門水面の特長は?

「特有の水面の狭さもあり、捲りが決まりやすいところ。ダッシュ枠にも利があるところ」

――今回の意気込みとファンの方へ一言。

「(地元周年は)集中してレースしたいと思います。そしていいレースを見せられるように、精一杯、頑張ります」

◆総展望

 グランプリ出場者はすでに決定。今回のG1大渦大賞は、来年3月のクラシック(浜名湖)出場権のない選手にとっては勝負をかけるレースになる。SG、G1覇者12人に6Vの稲田は権利有り。勝率の高い5V田中も濃厚だ。そのあたりを踏まえて舟券作戦を組み立てたい。

 Wドリームが組めるほど豪華メンバーが集結。もちろんそのWドリーム組を中心にシリーズは展開されていく。初日ドリーム1号艇にシードされた田村が初の地元周年制覇&クラシック出場権ゲットへ勝負をかける。モチベーションはかなり高いはず。対抗格の2号艇丸岡も鳴門実績は抜群だ。昨年はオーシャンカップ優勝戦2着、そして今年はグラチャン優勝戦4着と2年連続鳴門SGで結果を残す。調整方法や走り方も熟知?有力なV候補として挙げておく。

 2日目ドリームも実力者がズラリとそろった。1号艇の菊地は前回の覇者。それも予選、準優、優勝戦とすべてゼロ台のスタートを決めてぶっちぎった。大得意水面で連覇に挑む。2号艇の松井もこの10年間で鳴門周年3Vの輝かしい実績。王者の底力をみせつけそうだ。

[ 2017年12月8日 05:30 ]

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