G1周年記念競走展望

【戸田G1 戸田プリムローズ】桐生順平 18年も地元から進撃!

昨年のGPを制した桐生順平
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 G1「戸田プリムローズ開設61周年記念」は27日、埼玉のボートレース戸田で開幕する。主役はもちろん17年MVPに輝いた桐生順平(31)だ。昨年12月、埼玉支部所属の選手として初めてSGグランプリを制覇。今年に入ってから出場した5節でも全て予選通過と勢いに衰えはない。3月から始まる18年SGロードへ向け、地元周年連覇で弾みをつける。

 ◎連覇に挑戦

 埼玉のエース・桐生が大会連覇に挑戦する。しかし、ただのディフェンディングチャンピオンとしてではない。17年の最優秀選手として全国の強豪を迎え撃つ。

 昨年は3月のクラシックで自身2度目のSG制覇を達成。その後、オールスターとチャレンジCでも優出を果たすと、グランプリ初Vを成し遂げた。「選手生活の中で最高の1年でした」。こう振り返った17年。進撃のスタート地点は1月の戸田60周年記念だった。

 予選は得点率トップに3人が並ぶ混戦。桐生は着位数の差で3位通過となった。それが準優3戦でただ1人、インから白星奪取に成功。優勝戦1号艇を手に入れると、このチャンスをモノにして戸田周年初Vを飾った。「地元の記念を勝つのは別格」と1年が経過した今でも喜びは大きい。

 埼玉支部のエースとしてだけではなく、ボート界の主役としての活躍も期待される18年。6日の表彰式典では「桐生がいるならボートを見に行こうと思ってもらえる選手になりたい。ファンにとって魅力あるレースをしたい」とファンや関係者の前で宣言した。大勢の人を魅了するために求められるのは結果。桐生は当然、分かっている。

 今年に入ってから出場した5節。優勝こそないが、その全てで予選を突破している。戸田正月開催でも「ペラをいろいろ試して自分の中では良い悪いの判断はできてる。収穫は大きい。あとは周年までにもっと感覚を研ぎ澄ましておきたい」と手応えを得た。最低ノルマをクリアし続けながら、地元周年に向けて着々と準備を進める桐生。今年も地元・戸田から攻勢が始まるのか。18年の行方を占う意味でも、目が離せないシリーズが開幕する。

 ◎中田竜太 悲願の地元G1制覇と地元SG参戦へ

 中田竜太(29)が満を持して地元G1獲りに臨む。昨年はまるがめ周年とヤングダービーのG12V。賞金ランク15位でグランプリ初出場も果たした。「自分のキャリアの中で1番いい年だった」。いまだSGでは準優止まりだが、ひと皮むけたことは間違いない。

 年が明けてからも調子は良好。G1では目立った活躍がないが、一般戦を2V。中でも福岡は記念クラスが集まったバトルトーナメントだった。直前の尼崎はインフルエンザ疑いで途中帰郷になったものの、しっかり休養を取って体調を立て直してくるだろう。

 戸田G1は過去2優出。15年の関東地区選を準V、昨年の開設60周年記念で優出4着と、あと一歩のところまで迫っている。「戸田周年は特別。来年のクラシックも戸田だし、そこは考えていきたい」。地元ファンに成長した姿を披露した先には、悲願の地元G1制覇と地元SG参戦が待っている。

 ◎須藤博倫 後輩2人から刺激

 埼玉支部長・須藤博倫(40)が変わろうとしている。昨年はメモリアルとグランプリシリーズのSG2大会に出場。年末には桐生順平の黄金ヘルメット戴冠シーンを目の前で見てきた。「17年は仕事のやり方を改めないといけないと感じた1年だった。しっかり事前に準備しておかないと現場で手詰まりになる。(桐生)順平や(中田)竜太と一緒に動いてきて感じた。競技に対してもう少し奥深く考えないといけない」。グランプリに出場した埼玉支部の後輩2人から刺激を受け、自己改革の意識が芽生えた。

 地元・戸田のG1は過去に4優出。15年関東地区選を制してはいるが、周年記念の優勝はまだない。「周年は全国から選手が集まる。やはり地元周年のタイトルは欲しい」。今大会を優勝できれば、来年の戸田SGクラシックの出場権も手に入る。悲願達成に向け、より力の入るシリーズになるはずだ。

 ◎黒井達矢 戸田周年制して来年のクラシックへ

 来年3月にクラシック開催が決まっている戸田ボート。地元SG初参戦に向け、戸田生まれの黒井達矢(29)が燃えている。「簡単なことではないけど来年のクラシックに照準を合わせたい。1番は記念を勝つことだが一般戦の優勝も意識していく。もちろん戸田周年を優勝してクラシックに行けたら満点」。18年は今まで以上に大きな志を抱いて臨む構えだ。

 そして、自らを鼓舞するかのように今年は新たな試みもスタートした。自身の登録番号「4528」に、1年間の1着本数を乗じた金額を戸田市に寄付することを表明したのだ。「自分にプレッシャーを与える意味で始めた。これまで以上に1着を意識したい」。この言葉を体現するかのように、直前の浜名湖一般戦で節間5勝。優勝戦でFを切ってしまったが、今の黒井が意気消沈するとは考えにくい。地元G1で進化した姿を見せてくれるだろう。

 菊池&石野&井口 遠征勢は“巧者”3人主役

 昨年のグランプリ(GP)レーサー10人がエントリーする今大会。中でもファイナルに進出した菊地孝平、井口佳典、石野貴之の3人が遠征勢の主力だ。85期“ギャラクシー軍団”の王様・井口はれっきとした第59回(16年)の覇者。近況はかつてのスリット攻勢を取り戻し、鋭発ショット連発で2年ぶりの戴冠を狙う。その第59回で優勝戦1号艇だったのが“浪速の新モンスター”石野。ファイナルは無念のフライングも、2連対率30%そこそこの機関から抜群の足を引き出したのは記憶に新しい。ミクロスターター、菊地は13年の開設56周年記念以来の当地出場。丸5年のブランクは気がかりだが、2度のSG優出歴(09年グランドチャンピオン、11年東日本復興支援競走)があるなど水面相性は申し分ない。

 G1通算57勝の“王者”松井繁の記念すべき1冠目は戸田(92年)だった。当地はSG、G1優出9回(うちG1優勝2回)、通算勝率は出場選手中トップの8・09と関東地区でのドル箱。13年連続のGP出場へ足場を固めるにはもってこいといえる。井口と85期同期の丸岡正典と湯川浩司もV候補の一角だ。丸岡は3大会前の開設58周年記念(14年)のウイナー。優勝戦は教科書通りの4コースカドまくりを決めた。湯川は07年グラチャンなど当地特別戦2V。前回も優出した。

 ◎エース4号機ペラ交換後も気配良好!40号機も近況上昇

 現行エンジンは昨年7月に使用開始。温水パイプが装着されてからは4号機が頭一つ抜け出していた。だが、1月末のマスターズリーグでプロペラを交換。その後も気配は良好だが、多少の影響はあるかもしれない。対照的に、最近2節で上昇しているのが40号機だ。25、20、22号などは安定して動いている。

[ 2018年2月26日 05:30 ]

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