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【朝日杯FS】ディープVSメジャーの代理戦争

 阪神JFのホームストレッチ。加速に入ったジョワドヴィーヴルのフォームには「飛ぶ」と表現された父の姿が確かに重なって見えた。競走能力の高さもさることながら、小柄な馬体と大排気量エンジンのギャップという点においても、2世代目にして初めて“らしさ”を感じさせるディープインパクト産駒の出現と言っていいだろう。そしてまた、母子2代+姉妹制覇という血統的離れ業を難なくプロデュースしてしまったビワハイジとは、つくづく凄い繁殖牝馬と思う。

 さて、先週の当コラムで最大のヤマ場と書いた2歳リーディングの方は、阪神JFの結果を受けてディープインパクトとダイワメジャーに絞られた。持ち前の「入着力」を発揮できなかったダイワメジャーを大本命ディープインパクトがついに逆転したわけだが、その差はわずかに624万2000円。両馬ほぼ横並びで最後の坂にさしかかるといった状況だ。

 ディープインパクトの今週の手駒は抽選待ちのエネアドとオコレマルーナ。前者は3年前の3着馬ブレイクランアウトの弟で、後者は06年の阪神JF2着馬アストンマーチャンの弟という“2歳G1血統”だけに、どちらもジョワドヴィーヴル同様、ゲートインできれば即有力馬に浮上してくる。一昨年のキングカメハメハ(阪神JF=アパパネ、朝日杯FS=ローズキングダム)に続く牡牝の2歳チャンプ独占まであり得るだろう。

 ダイワメジャーの方はデイリー杯2歳S2着のダローネガがスタンバイ。同馬は祖母の父キタノカチドキが73年の阪神3歳S(当時)を制した2歳王者で、3代母スキャタリングの半兄トライバルチーフは81年の阪神3歳S優勝馬リードエーティ、82年の朝日杯3歳S(当時)2着馬スピードトライの父。こちらも少々古いが2歳王者決定戦に縁のある血統には違いない。

 ちなみにダイワメジャーは14日の2歳ダート王決定戦、全日本2歳優駿(川崎)にも東京ダート1600メートルのレコードホルダー、メジャーアスリートを送り込む。とりあえず週末決戦を前に首位奪還の公算大だ。(サラブレッド血統センター)

[ 2011年12月14日 06:00 ]

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