【天皇賞・春1週前追い】タイトルホルダー文句なし!併せて楽々先着

[ 2023年4月20日 05:10 ]

アライバル(左)と併せて追い切るタイトルホルダー(撮影・郡司修)
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 天皇賞・春連覇を目指すタイトルホルダー(牡5=栗田)が美浦Wコースで横山和を背に1週前追い切りを行った。地力あるアライバル(4歳オープン)を3馬身追走し、鞍上が気合をつけると楽に1馬身半先着。栗田師が「動く馬を相手にいいタイムで走れた」と評したように、見た目の迫力さながら6F80秒3(5F64秒7)~1F11秒2は文句なしの好時計だ。

 横山和も好感触をつかんだ様子。「日経賞であの不良馬場を走りきった後なので状態の確認と、来週にレースを控える中である程度は負荷をかけるイメージで乗った。順調に来ていることが何より」と第一声からトーンが高い。前走を振り返り「有馬記念(9着)の時はいつものタイトルホルダーの加速ではなかった。出脚かららしさが戻ったので安心してレースに乗れた。競走馬を立て直すのは大変な作業。らしい競馬ができたのが一番」と目尻を下げた。

 連覇が懸かるが、新生京都競馬場でのレースは初めて。「走ってみないと分からない部分が多いが、皆が同じ条件。今年はそれを乗り越えられる馬が勝つレースになると思う」と横山和。築き上げてきた絆で、未知なる淀の3200メートルに挑む。

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