【菊花賞を占う】杉山晴厩舎のWエースが名乗り　質量とも関西馬優勢の構図

菊花賞想定メンバー
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　今年のクラシック3冠ロードはタイトルを分け合うことになる。なぜなら皐月賞馬ジオグリフは天皇賞・秋へ。ダービー馬ドウデュースは今週、凱旋門賞の挑戦で渡仏しているからだ。

　杉山晴厩舎はセントライト記念でガイアフォース、神戸新聞杯でジャスティンパレスが勝利。まさに2枚看板！アスクビクターモアと激しい叩き合いで制したガイアフォースには新星誕生の魅力があって、ジャスティンパレスには皐月賞→ダービーと経験した強みがある。菊花賞の主役に杉山晴厩舎のWエースが名乗り出たのは間違いない。

　関東馬に目を移すとアスクビクターモアが、ダービー3着の実績から大将格だが出否を明らかにしていない。皐月賞とダービーでいずれも2着のイクイノックスは天皇賞・秋を選択。さらにセントライト記念3着で権利を得たローシャムパークだがサンデーレーシングが回避を発表。質量とも関西馬が優勢の構図だ。