【オールカマー1週前追い】グローリーヴェイズ 15戦ぶり中山で魅せる

[ 2021年9月16日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=15日】オールカマー(26日、中山)で秋初戦を迎えるグローリーヴェイズ(牡6=尾関)が1週前追い。4月の香港G1クイーンエリザベス2世Cでラヴズオンリーユーから3/4馬身差の2着に敗れて以来、5カ月ぶりの実戦だ。鈴木智はWコースでのサクラルーフェン(5歳3勝クラス)との併せ馬に注目した。長めからびっしりやる予定だったがパートナーと呼吸が合わず、6Fから85秒0~1F11秒3。尾関師は「もう少し、しっかり負荷をかけたかったが相手がついてこなかった。実質半マイルみたいな追い切りになった。来週に向けて、どう組み立てていくか」と渋い表情を浮かべた。

 だが、鈴木智には直線の伸びは素晴らしく見えた。中山でのレースは17年の新馬戦(1着)以来。19年日経新春杯V、20年京都大賞典Vなど得意の京都を中心に使われてきた。中山は15戦ぶりになるが、苦手意識があるわけではない。「体質が強い馬ではないから、なるべく間隔を空けて、今後も使えるようにここへ。力をつけた今、どんなパフォーマンスをしてくれるか」。指揮官は期待の言葉で締めくくった。

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2021年9月16日のニュース