【浦和・しらさぎ賞】ダノンレジーナ重賞2勝目!本橋「ゴールでは負けたかな、と思った」

[ 2021年5月13日 05:30 ]

 古馬牝馬の重賞「第59回しらさぎ賞」(S3)が12日、浦和競馬場で行われた。単勝1・4倍の圧倒的支持を集めたダノンレジーナが、直線抜け出し優勝、2つ目の重賞タイトルを手にした。同馬には「第25回スパーキングレディーカップ」(G3、7月8日、川崎)への優先出走権が与えられた。

 「ゴールでは負けたかな、と思った。首を伸ばしてくれたレジーナのおかげ」

 そうレースを振り返った本橋。まさに薄氷を踏む思いの1勝だった。3コーナーから早めの仕掛けで直線を向いたところで一気に抜け出す。残り100メートルではセーフティーリードをとったと思えたが…。外からルイドフィーネが切れ味鋭い末脚で強襲。ゴール時点での勢いでは完全にこちらだったが結果、鼻差しのいでいた。底力でもぎ取った地元重賞。この勢いで中央馬制圧の時が刻一刻と迫ってきた。

 ◆ダノンレジーナ 父ダノンバラード 母ダノンボンジュール(母の父シャマーダル) 牝5歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・酒井孝敏氏 生産者・北海道日高町の白井牧場 戦績23戦17勝(南関東17戦12勝) 総獲得賞金6938万円 重賞は20年東京シンデレラマイル以来2勝目。

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2021年5月13日のニュース