JRA 10月10日から競馬場に観客入れる方針、指定席券購入のファンに限定

[ 2020年9月30日 17:10 ]

東京競馬場のスタンド(撮影・郡司 修)
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 JRAは30日、10月10日から開催が始まる東京、京都、新潟競馬で限定的に観客を入場させる方針を発表した。事前に開催競馬場の指定席券を購入したファンのみ入場可能。1日あたりの発売席数は東京1047席、京都778席、新潟621席。

 中央競馬では新型コロナウイルス感染症対策のため、2月29日から無観客競馬を実施していたが、224日ぶりに競馬場にファンの姿が帰ってくる。無敗3冠の偉業が懸かるデアリングタクトの秋華賞(10月18日、京都)、コントレイルの菊花賞(10月25日、京都)、さらにはアーモンドアイが史上初の芝G1・8勝目を目指す天皇賞・秋(11月1日、東京)を生で見られるチャンスが生まれた。日本騎手クラブ副会長で、コントレイルに騎乗する福永は「何よりです。こうやって少しずつやっていくしかない。コントレイルも見てもらえるし、デアリングタクトも3冠が懸かっているから。京都も(改築前で)最後ですから。やっぱり観客のいないレースは寂しい。達成感が全然違います。大きなパズルのピースが欠けている感じだったので」と一報を喜んだ。

 指定席券はJRAホームページの「指定席ネット予約」から抽選で購入可能。入場には検温、マスク着用、本人確認が必要となる。詳細は同HPを確認のこと。

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2020年9月30日のニュース