【浜田・東京本社ワンモアトライ】2日京都11R 53キロならエイティーンガールの切れ味通用

[ 2020年2月2日 08:00 ]

 2019年のラストを飾ったファイナルSで鮮烈な勝ちっぷりを見せたのがエイティーンガール。前半3Fが34秒9。6F戦にしては落ち着いた流れで、実際2~6着は好位追走組が占めた。先行有利の流れの中、3F33秒3と1頭だけ次元の違う末脚を発揮。4角10番手から一気に差し切り、2着ディーパワンサに2馬身半差をつけた。

 芝6Fの持ち時計1分8秒4は決して速いとは言えないが、今の京都芝はかなり時計が掛かる状態。ファイナルSは阪神開催終盤の荒れた芝で開催されており、少なくとも今の状況で切れ負けはない。3走前の桂川Sで首差競り負けたアイラブテーラーはその後にG3京阪杯2着→淀短距離S1着。重賞でも通用する能力は示しているし、軽量53キロなら突き抜けまである。

 鞍上は今月いっぱいで引退し調教師に転身する四位。華麗な騎乗フォームを見られるのも残りわずか。ダービー2勝の巧腕ぶりを目に焼き付けておきたい。(6)から。

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2020年2月2日のニュース