【オールカマー】菜七子は最下位も…相棒トニーファイブの奮闘称賛

[ 2019年9月23日 05:30 ]

<オールカマー>最下位に終わり、トニーファイブと引き揚げる藤田菜七子(撮影・西川祐介)
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 藤田菜七子(22)の19度目のJRA重賞挑戦は、初コンビを組んだトニーファイブと最下位10着に終わった。それでも、好スタートから3角まで番手をキープ。後続集団をガードし、同じ根本厩舎所属の兄弟子・丸山の逃げを“アシスト”する形となった。「ゲートが速いので、楽にあの位置を取れました。格上相手に本当によく頑張ってくれたと思う」と、2勝クラスから2階級の格上挑戦を振り返った。

 悲願の重賞制覇はお預けとなったが、10月2日にはコパノキッキング(セン4=村山)で交流G2「東京盃」(大井)に参戦。さらに、14日(中山1R)に自らの手綱で初勝利に導いたデビルスダンサー(牝2=奥村武)が、交流G3「エーデルワイス賞」(10月10日、門別)の登録馬抽選(7分の4)を突破し出走が確定した。同レースは交流重賞には珍しく過去21回で優勝馬は地方勢11頭、JRA勢10頭。決して楽な戦いではない中、菜七子は「レースセンスのある馬。馬の力を最大限に引き出せるようにしたい」と力を込めた。

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2019年9月23日のニュース