名古屋競馬 加藤利征騎手が騎乗馬に暴力?「頭部に止まった虻を払い落そうとした行為」処分なし

[ 2019年8月2日 18:50 ]

 愛知県競馬組合は2日、この日の名古屋競馬1Rの本馬場入場時、加藤利征騎手(47)が騎乗馬コスモレグノ(牡8)の頭を手で叩いたように見えた行為について、映像確認と事情聴取の結果、「騎乗馬の頭部に止まった虻を払い落そうとした行為」とし、処分はないと公式サイトで発表した。インターネット上で動画が拡散し、一部批判の声が上がっていた。このレースは10頭出走し、コスモレグノは8着だった。

 「令和元年度第10回1日目 加藤利征騎手の行為について」と題した発表は以下の通り。

 本馬場入場時に加藤騎手が騎乗馬の頭を、手で叩いたように映像で見えた行為に対して、映像での確認と加藤騎手に対し事情を聴きました。

 その結果、騎乗馬の頭部に止まった虻を払い落そうとした行為であった事が明らかとなりました。従って、加藤騎手に対しての処分等はありません。

 当然ながら、競走馬に対しての暴力行為は許されるものではありません。今後とも名古屋競馬関係者一同、競走馬への暴力行為を行わぬよう徹底をしてまいります。

 愛知県競馬組合

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