【中山新馬戦】ラスベガステソーロ“平成最後の新馬戦”を飾る

[ 2019年3月15日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=14日】早いもので3月も半ば。今週末に行われる新馬戦が現3歳世代最後となる。中山での“ラストバトル”にようやく間に合ったのがラスベガステソーロ。

 ティズナウ産駒の米国産馬。武井師が昨夏から期待していた素質馬。早期のデビューを予定していたが、残念ながら左後肢を骨折。回復に専念し満を持しての初陣だ。浜田が厩舎前で管理馬に目を配る武井師に声を掛けると「ケガはもう大丈夫。動きもいいし除外された先週に出走していても問題なかった」と笑顔。

 セールスポイントを問うと「パワーがあって、完歩が大きくて、持続的なスタミナもある」と景気のいい言葉が並んだ。ダート戦でのデビューは当初の予定通り。武井厩舎のテソーロ軍団はリエノテソーロ、リョーノテソーロなど芝砂兼用馬が多いだけに、今後のフィールドの広がりにも期待が持てる。「まずは勝つというより、どんな勝ち方をしてくれるか楽しみにしている」。トレーナーの大きな期待を背負い“平成最後の新馬戦”に臨む。

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2019年3月15日のニュース