【京都牝馬S】+32キロの伏兵デアレガーロ重賞初V!3連単153万馬券の大波乱

[ 2019年2月16日 16:09 ]

<京都11R・京都牝馬S>直線で鋭く抜け出し、京都牝馬Sを制したデアレガーロ(左)(撮影・平嶋 理子)   
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 伝統の牝馬重賞「第54回京都牝馬S」(G3、芝1400メートル)が16日、京都競馬11Rで行われ、池添謙一騎手騎乗の9番人気デアレガーロ(牝5=大竹)が優勝。昨年2着の雪辱を果たし、重賞初勝利をあげた。

 中団馬群の真ん中で競馬を進めたデアレガーロ。直線では各馬の間を割って力強く伸びて抜け出した。半馬身差の2着に外から追い込んだ7番人気リナーテ、さらに首差の3着には12番人気アマルフィコーストが入り、3連単153万6660円の大波乱となった。勝ちタイムは1分21秒0(良)。

 勝ったデアレガーロは父マンハッタンカフェ、母スーヴェニアギフトという血統。昨年のこのレースの2着馬で、近走はキーンランドC8着、スワンS6着と低迷していた。今回は前走のスワンSから+32キロの大幅体重増で臨んだ一戦だった。なお、父も前走比+46キロで勝利した経験がある。通算戦績14戦6勝。

 ▼池添の話 ゲートもしっかり出てくれた。かかる馬だが折り合いもついた。久しぶりに乗せてもらったが、しっかり乗り込んでのこの体重だと聞いたので信じて乗った。去年の借りを返すことができた。これからも頑張っていってほしい。

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2019年2月16日のニュース