山田敬士騎手、重賞デビューお預け…笠松競馬で放馬、競走除外に 昨年10月には距離誤認

[ 2019年1月24日 19:02 ]

笠松9R重賞「ゴールドジュニア」で、エリアントの返し馬で落馬し、歩いてコースから引き揚げる山田
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 笠松競馬場で24日に行われた3歳地方重賞「ゴールドジュニア」で、重賞初挑戦の予定だった山田敬士騎手(21)は、騎乗したエリアント(牝3=笹野博)が返し馬の途中から突然加速。制御不能となり、バランスを崩した山田が1角で落馬。放馬したエリアントはそのままコースを3周して疲労のため競走除外となり、山田の重賞デビューはお預けとなった。幸い人馬共に無事で、山田は続く最終レースには予定通り騎乗した。思わぬアクシデントに見舞われた山田は「スタンド前で突然、ハミをガツンとかんでしまった。何とかしようとしたんですが…。残念というより申し訳ないという気持ちしかない」と肩を落とした。

 山田は昨年10月13日の新潟での距離誤認により科された3カ月の騎乗停止処分が14日に明けたばかり。23、24日の2日間、笠松に遠征し計8鞍に騎乗したが24日1Rの2着が最高着順。復帰後初勝利もお預けとなった。

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