【天皇賞・秋】G1で放馬…大歓声が一転、悲鳴へ ダンビュライトは無念の競走除外

[ 2018年10月28日 18:13 ]

<天皇賞・秋>本馬場入場で鞍上の戸崎を振り落とし放馬したダンビュライト(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 28日に行われた「第158回天皇賞・秋」(G1、芝2000メートル)のスタート前にアクシデントが起きた。重賞勝ち馬のダンビュライト(牡4=音無厩舎)が馬場入場後に鞍上の戸崎圭太騎手を振り落として放馬。「疲労が著しいため」競走除外となった。

 G1馬7頭が集結した頂上決戦。大歓声に沸く東京競馬場に悲鳴があがった。コース入りを嫌がっていたダンビュライトが馬場入場直後に暴れ、ジョッキーを振り落とした。そのまま芝コースをしばらく全力疾走したため、競走除外となった。なお、戸崎は直後の12Rで乗り替わることなく騎乗した。

 G1での放馬による競走除外は過去に09年オークス(ワイドサファイア)、11年スプリンターズS(ビービーガルダン)などがあり、グレード制を導入した84年以降10例目。

 レース前から波乱の展開となった平成最後の天皇賞は1番人気スワーヴリチャードが出遅れて10着。2番人気のレイデオロがG1・2勝目をあげた。これにより天皇賞・秋の売得金の約4・3%にあたる7億8721万9100円が返還。WIN5も474万4200円が返還となった。

続きを表示

2018年10月28日のニュース