【浦和・オーバルスプリント】ノブワイルド重賞初制覇!TUBE前田オーナーも歓喜

[ 2018年9月25日 05:30 ]

地元のG3テレ玉杯オーバルスプリントで重賞初制覇を決めたノブワイルド
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 指定交流重賞「第29回オーバルスプリント」(G3)が24日、浦和競馬場で行われ、4番人気ノブワイルドが逃げ切り、重賞初制覇を飾った。オーナーはバンド「TUBE」のボーカル前田亘輝(53)。同オーナー所有馬の重賞制覇は初。

 スタート直前、ゲート内で立ち上がる素振りを見せたノブワイルド。だが、脚がついた瞬間、ベストのタイミングでゲートが切られるとダッシュを決めてハナを奪った。外からネロが来たが譲らずにマイペースに持ち込むと、3コーナーで再度気合を注入。後続に差を広げて直線を向くと最後はオウケンビリーヴの差し脚を3/4馬身振り切ってゴールに飛び込んだ。

 左海は「先生(調教師)と話して自分のペースで行った方がいい、とのことだったので逃げたがうまく自分のペースに持ち込めた。最後は馬が強かった」とレースを振り返った。4頭出しで1、3、4着と掲示板に管理馬を3頭載せた小久保師も破顔一笑。「ここを目標に余裕を持って仕上げられたのが勝因。次走はJBCスプリント(11月4日、京都)に行きます」と再度JRA勢打倒に意欲を燃やしていた。

 ◆ノブワイルド 父ヴァーミリアン 母コウエイベスト(母の父アンバーシャダイ) 牡6歳 浦和・小久保智厩舎 馬主・前田亘輝氏 生産者・北海道新ひだか町の城地清満氏 戦績23戦9勝(南関東18戦8勝) 総獲得賞金5948万8000円。

 ▼前田亘輝オーナー 2度骨折しているのに、皆さんに大事に育ててもらい、応援していただきました。まさかとは思いましたけど、勇気をもらいました。

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2018年9月25日のニュース