【細原・騎手で獲る 特別編】15日中山11R 去勢効果で堅実さ増したドレッド

[ 2018年9月15日 08:00 ]

 坂路小屋での取材中に「ハービンジャー産駒の気の悪さ」が話題に上がった。馬運車に携わる関係者が「輸送のときは注意が必要。発汗がすごいし、暴れ方もハンパないですから…」と話したのが発端となり、それに友道師、音無師が“同調”したもの。確かに、産駒でJRA重賞初制覇を決めたベルーフ(15年京成杯)は、コース調教の馬場入りを拒むなど気性が激しかったことで有名だった。その後はディアドラ、モズカッチャン、ペルシアンナイトとG1ウイナーを次々と輩出した優秀なDNA。条件クラスでは“実戦での落ち着き”が馬券取捨の鍵になりそうだ。

 中山11R・レインボーSはハービンジャー産駒の◎ドレッドノータスで勝負。今春に去勢してから【0041】と堅実で効果はてきめん。一般的にホルモンバランスの影響で去勢後はすぐに結果が現れにくいが、ドレッドは精神面での充実が著しい。夏場を使われても攻めは緩めず、むしろ中間はハードさを増している。安藤助手は「去勢してから落ち着きが出て崩れなくなった。気持ちひとつで」と好勝負を見込む。馬券は単複。

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2018年9月15日のニュース