61歳・的場文男、日本新7152勝目!地方競馬最多勝記録を更新

[ 2018年8月12日 18:30 ]

<大井競馬5R>地方競馬日本新記録通算7152勝を達成し口取りで手を振るシルヴェーヌに騎乗した的場騎手。右はボードを上げる尚子夫人 (撮影・ 久冨木 修)
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 競馬界のレジェンド・的場文男騎手(61)が12日、大井競馬第5レースでシルヴェーヌに騎乗して勝利。「鉄人」と呼ばれた佐々木竹見氏を超える地方競馬史上最多の7152勝目を挙げた。騎手生活46年目での快挙。ファンに愛される“アラ還”ジョッキーがついに新記録を樹立した。

 タイ記録にあと1勝と迫ってから21連敗と足踏みが続いていたが、6日の浦和競馬10R(タマモサーティーン)を勝利し、記録更新に王手。最後はやはり地元・大井で大記録を達成した。

 JRA(4勝)と海外(1勝)を加えた勝利数ではすでに佐々木氏(地方7151勝+JRA2勝)を上回っていたが、本人がこだわりを持つ地方のみの勝利数でも記録を更新。「大井の帝王」が「日本競馬界の帝王」となった。

 ◆的場 文男(まとば・ふみお)1956年(昭31)9月7日生まれ、福岡県大川市出身の61歳。東京都騎手会所属。73年10月16日、ホシミヤマで初騎乗5着もいきなり騎乗停止。同年11月6日、同馬で初勝利。77年アラブ王冠賞(ヨシノライデン)で重賞初制覇。02、03年全国勝ち鞍1位。03年はNARグランプリ最優秀騎手賞。JRAでは124戦4勝。海外は3戦1勝(韓国)。思い出の馬はカウンテスアップ。好きな言葉は「努力」「根性」。好きな食べ物はカレーライス。血液型A。

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