【天皇賞・春】シュヴァル、ブラック去り目標にされる立場どうか

[ 2018年4月26日 05:30 ]

 【取捨選択・シュヴァルグラン】シュヴァルグランの前走・大阪杯は度外視でいいと思っている。2000メートルの内回りが合わなかった上に、1角でゴチャついてテン乗りの鞍上は折り合いに苦心。結果的にまくり合戦の流れに全く乗れず、陣営も叩き台と割り切っていた感がある。

 今回は近2年で3→2着の天皇賞・春。実績的にはノータイムで中心に据えたいが、気になるのはキタサンブラックの不在だ。ジャパンC(1着)をはじめ、これまではブラックのつくる流れに身を任せ、「王者だけをマーク」というある意味“楽な競馬”をしてきた。だが、ガクッと出走馬レベルが落ちる今年は目標にされる立場。歴史的名馬と戦い続けた故に、実はそういう競馬の経験がほとんどない。重い印は打つが、本命まではどうか。

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2018年4月26日のニュース