【万哲の乱 特別編】22日京都11R 本格化したモズアスコットを信頼

[ 2018年4月22日 08:00 ]

 まず、京都11R・マイラーズCの「別定重量」の説明から。基本の負担重量は56キロ(牝馬は2キロ減)。さらに平成29年4月22日以降のG11着馬は2キロ増、G21着馬は1キロ増となっている。という訳で、過去1年でG2・スワンS(昨年10月)を勝ったサングレーザーは1キロ増の57キロ。これは楽ではない…。対照的に通算重賞3勝で獲得賞金No・1のエアスピネルは過去1年に限れば、重賞は昨年10月のG3・富士Sを勝っただけ。G3勝ちは負担重量の増加はないので、56キロで出られる仕組み。重量だけ考えれば一見有利だが、骨膜炎で予定した中山記念を見送ったのは多少気になる。これだけ長い休みは初めてで割り引きが必要か。

 ◎モズアスコットは重賞未勝利馬ながら、別定56キロで阪神カップ(4着)と阪急杯(2着)を好走してきた。引き続き56キロなら何ら問題ない。調教映像を見ても、18日の最終追いは超抜(坂路4F51秒2)。前2走は1400メートルで好走してきたが、マイル戦はさらにいい。目下の充実ぶりを素直に評価して大勝負。

 《もうひと押し》福島11R・福島中央テレビ杯は◎レーヴムーン。毎年夏に向け、調子を上げてくる。前走・吾妻小富士賞(4着)は休み明けとしては上々。トップハンデ57キロは力を認められた証拠。

続きを表示

2018年4月22日のニュース