【日経賞】ミスターX トーセンバジル、重賞初Vに期待!

[ 2018年3月24日 05:30 ]

 中山11R・日経賞はトーセンバジル。前走・香港ヴァーズが大いに評価できる。1着ハイランドリール、2着タリスマニックという世界の強豪を相手に3着に奮闘。中団からジリジリと差を詰め、陣営が早くから評価していた潜在能力が本物だと証明した。何より、2走前・京都大賞典(2着)が秀逸。抜群にうまく乗ったスマートレイアーには半馬身差されたが、その後のジャパンCを制したシュヴァルグラン(3着)には先着した。

 中間はCWコースで入念に乗り込んで態勢は整った。モレイラが「凄くいい馬。ビックリした」と目を丸くした逸材が、重賞未勝利のまま終わるわけにはいかない。馬単(7)から(4)(9)(11)(12)(14)へ。

 阪神11R・毎日杯はシャルドネゴールドに託す。G1馬タイムフライヤーがいた先週の若葉Sをパスして、皐月賞への賞金加算をもくろむ一戦。小柄なステイゴールド産駒で器用さを生かした機動力がウリなだけに、少頭数10頭のここは武器が存分に生きそうだ。

 中間も鋭い動きを連発し、池江師は「体は仕上がっている。(最終追いの)動きも良かった」と出来に大小判だ。デビュー4戦で3着を外したことがなく、先着を許した3頭はタイムフライヤー(ホープフルS)、ロックディスタウン(札幌2歳S)、ジェネラーレウーノ(京成杯)と全て重賞馬。皐月賞、最後の刺客に名乗りを上げる。馬単(4)から(1)(3)(5)(9)へ。

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2018年3月24日のニュース