【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】24日中京10R 東から遠征するライラックカラーが西の強豪を撃破

[ 2018年3月24日 08:00 ]

 今週の美浦トレセンは真冬並みの冷え込みに大雨と荒れ模様。あまり若くなくなった記者にはタフな気象条件だったが、幸いにも風邪などをひくことなく乗り切れた。明日の高松宮記念で春のG1シリーズが開幕し、次週はドバイ国際競走もゲートイン。体調を崩している場合ではなく、気合を入れて仕事をしたい。

 きょう土曜は中山競馬場でグリーンチャンネル午前中(1〜5R)のパドック解説を担当。当欄では中京10Rの3歳500万下・大寒桜賞を取り上げたい。11頭立てと少頭数も粒ぞろいの顔ぶれで、もしかするとダービーにつながる一戦かも。狙いは関東から唯一遠征する◎ライラックカラーだ。東京芝1800メートルの新馬戦は3番人気にとどまっていたが、好位から差し切ってデビュー勝ち。完全に逃げ切り態勢だった2着馬を最速の上がりでねじ伏せた形で、着差はわずか(首)でも凄みのある勝ち方だった。相手強化に加えて初の長距離輸送と課題も多いが、素材の良さは歴然。ズラリそろった関西の良血馬たちを一蹴し、無傷の2連勝でクラシック候補へと急浮上するシーンを期待だ。

続きを表示

2018年3月24日のニュース