浦和競馬、悲願の19年JBC開催は新コースで!

[ 2018年3月23日 05:30 ]

19年のJBC開催を告知する浦和競馬場の大型ビジョン
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 【地方競馬です!!】2019年のJBC競走が浦和競馬場で初めて開催されることが19日に発表された。「JBC開催は浦和競馬の長年の夢であり、悲願でありました」と埼玉県浦和競馬組合の高山次郎開催執務委員長もコメントしているように、関係者の喜びはひとしお。南関東4場では4番目、全国では9場目のJBC開催場に決定。19年11月4日にクラシックが2000メートル、スプリントとレディスクラシックが1400メートルで実施される。

 同組合はJBC開催に向けてのプレゼンテーションでコースやスタンド改修などのプランを発表。ゴール板前のスタンド(通称2号スタンド)は既に工事に取りかかっており、来年7月には651座席を有する新スタンドが完成予定。コースは現在フルゲート11頭の2000メートルを12頭まで出走可能にすべく、スタート地点の幅員を外側に約1メートル広げ16・5メートルにする。3コーナーはスパイラルカーブを採用。内側に広げ最大15・8メートルを20・6メートルに、最少13・6メートルを16メートルにする。着工時期は未定だが、JBC競走は間違いなくこの新コースで行われるはずだ。

 さらには浦和名物の地域貢献イベントも高く評価されたという。通常は埼玉県内各自治体の畜産フェアを開催しているが、19年には北海道、佐賀など競馬場がある各自治体のうまいものフェアの開催を予定しているという。(鈴木 智憲)

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2018年3月23日のニュース