【高松宮記念】コウセイ 不満残った前走…良馬場なら“消し”

[ 2018年3月22日 05:30 ]

 【取捨選択・セイウンコウセイ】確かに昨年の高松宮記念は強かった。やや重ながら前半33秒8のハイペースを好位から押し切ったのだから他馬はお手上げだ。だが、注意したいのはかなりのレベルでパワー適性を求められていたという点。2着はダート重賞でも好走したレッツゴードンキだった。

 「今年も雨が降れば重い印を」と思っていた。しかし、前走シルクロードSに不満が残る。当日の京都芝は良発表ながらダートはやや重。開催も進んで力のいるコンディションだった。コウセイは息を入れながら逃げたが、好位ファインニードルに差されて2着に。ニードルはG1の前走スプリンターズSで12着に敗れており、“自らの土俵”でG3を勝ち切れなかった点をどうみるかだ。中間で劇的な変化がない限り、昨年のハイパフォーマンスは期待できないのではないか。現時点では△、良馬場予想なら“消し”にしたい。

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2018年3月22日のニュース