【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】１７日中京１１Ｒ　実力上位ダノンスマッシュを戸崎がきっちりＶへ導く

　予想的には全て不的中となってしまった先週の３重賞だが、Ｇ１の前哨戦だったフィリーズＲと金鯱賞では本番につながるポイントがたくさん見つかった。ただし、人間の記憶はアテにならないもの（特に自分は忘れっぽい…）。気付いた点はパソコンにしっかりと入力し、本番の予想をする時、簡単に参照できるようにしておきたい。

　今週は土日合わせて４重賞＋皐月賞ＴＲ・若葉Ｓの豪華版。きょう土曜の当欄では、紙面に印の根拠を掲載していない中京１１Ｒ・ファルコンＳを取り上げる。◎はダノンスマッシュ。今回の顔ぶれなら、前走・朝日杯ＦＳ５着は大威張りできる実績。しかも過去２勝はファルコンＳと同じ芝１４００メートルの距離で挙げており、２走前のオープン特別・もみじＳ（京都）は２着に３馬身差の大楽勝。戦績的には文句の付けようがない。あとは３カ月ぶりがどうかだが、最終追い切りでは長めから破格の好時計をマーク。仕上がりにも高い点数を付けられる。新馬戦（２着）以来のコンビとなる戸崎も素質を高く評価。人気必至で相手は絞る必要があるが、ベテラン・横山典騎乗の○アンブロジオ、栗東滞在で攻め気配が急上昇した▲ムスコローソを厚めにドンと勝負したい。