【阪神大賞典】“努力型”のクリンチャー、G2連勝へ自信満々

[ 2018年3月13日 05:30 ]

クリンチャー
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 今週の日曜阪神メインは春の盾をにらむ「第66回阪神大賞典」。京都記念で重賞初制覇を果たしたクリンチャーが、自信満々にG2連勝を狙う。皐月賞4着、菊花賞2着など立派な成績を誇るが、過去8戦は全て4番人気以下。どうにも地味キャラだが、ついに注目を集める時が来たようだ。担当の長谷川助手は「一個ずつ積み上げてきた努力型」と愛馬を称える。

 「菊花賞前ぐらいから、周りの人に“ええ馬やね”と言われることが増えたんです。実際、雰囲気が出てきたと思うし、いい意味で馬が軽くなってきました」

 逃げ差し自在で、馬場は不問。叩き良化型らしく、休み明けを使って状態も上がってきた。今回から手綱を取る武豊は1週前追いに騎乗。「いい感触をつかんでもらえたみたいだし、あれだけのジョッキーですから何も心配していません」と長谷川助手。平成の盾男を背に、勝って本番へと向かえそうだ。

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2018年3月13日のニュース