サウスヴィグラス死す JBCスプリントなどダート重賞8勝

[ 2018年3月6日 12:55 ]

 03年JBCスプリント(交流G1)などダート重賞8勝を挙げ、引退後はアロースタッド(北海道新ひだか町)で種牡馬として活躍したサウスヴィグラスが4日午後6時50分に死んだ。22歳だった。

 現役時は美浦・高橋祥泰厩舎に所属し、ダートの短距離路線で活躍。通算成績33戦16勝。ラストランとなった03年JBCスプリント(大井)で念願のG1初制覇を飾った。種牡馬入り後は地方競馬リーディングサイヤーに12、15、16、17年の4度輝き、ラブミーチャン、コーリンベリー、昨年のジャパンダートダービーを制したヒガシウィルウィンなど3頭の交流G1優勝馬を輩出した。今年1月26日に腸閉塞によるせん痛を発症し、開腹手術を行い、今年の種付けは見合わせていた。

 サウスヴィグラス・パートナーシップ事務局の三浦秀樹氏は「開腹手術し療養しておりましたが、高齢のため回復が思わしくなく、4日午後6時50分頃死亡いたしました。同馬のご冥福をお祈り申し上げます。また、これまでサウスヴィグラス号を応援いただきました全ての皆さまに心より感謝申し上げます」と追悼した。

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2018年3月6日のニュース