ドバイだクラシックだ!堀厩舎、有力馬が春本番へ

[ 2018年3月2日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=1日】土砂降り後は晴。大雨が叩きつける開門直後、小田は坂路モニターにくぎ付けだった。ドバイ参戦が決まった堀厩舎のG1馬2頭が美浦帰厩後の初時計。サトノクラウン(シーマクラシック出走)は坂路4F59秒4〜1F13秒7。同時間帯にネオリアリズム(ターフ出走)は58秒1〜14秒3と力強く駆け上がった。森助手が「こんな馬場なので(2頭ともに)多少動きに重さはあるけど、少しずつやっていけば、いい感じに仕上がりそう」と順調をアピール。

 雨が上がった後の“後半の時間帯組”では18日のスプリングSで始動するモーリスの全弟ルーカスがWコースで5F70秒0〜1F12秒8(馬なり)。この日は3頭併せの真ん中で行儀良く併入した。同助手は「順調にきてます。やんちゃな面は普段の調教では見せてない」とメンタル面の成長を感じている。取材を終えると、初夏のような暑さに小田はジャンパーを脱いだ。「オープン馬の宝庫」と言われる堀厩舎の春本番も間近か。

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2018年3月2日のニュース