【弥生賞】ジャンダルム、豊を背に切れ切れ ラスト11秒5

[ 2018年3月1日 05:30 ]

CWで併せ馬で追い切りをするジャンダルム(右手前)、シャルドネゴールド(左奥)
Photo By 提供写真

 ジャンダルムは現時点での立場は3戦無敗の2頭(ダノンプレミアム、ワグネリアン)に挑む側。しかし、弥生賞が終わればクラシックの主役へ。そんな期待を感じさせる末脚だ。

 G1馬サトノダイヤモンドの胸を借りて先着したのが1週前なら、この日はCWコース併走追いで武豊を背に切れ切れ。同じ3歳オープンのシャルドネゴールドを相手に楽々と1馬身半先着、ラスト11秒5に非凡な瞬発力が見てとれる。

 「今日はラストを伸ばす内容。正味、半マイルだけど良かった。乗り味が良くて奇麗な走り。お母さんが(短距離馬の)ビリーヴだけど、そういう先入観を持たなくていい。中山の二千(G1ホープフルS2着)も経験しているしね」

 武豊が楽しみでならないという表情を浮かべれば、池江師は「一瞬の反応が鋭過ぎる。マイルで使える脚がここで使えるかが問題」とテーマを課して皐月賞戦線に送り出す。

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2018年3月1日のニュース