94年の天皇賞馬ネーハイシーザーが死去 日本レコードを2度マーク

[ 2018年2月27日 10:52 ]

1994年の天皇賞・秋を制したネーハイシーザー。鞍上の塩村克己騎手はガッツポーズ
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 1994年の天皇賞・秋を制したG1馬ネーハイシーザーが26日、繁養先の荒木克己育成牧場で死去したことが分かった。28歳だった。27日、引退競走馬の助成を行うジャパン・スタッドブック・インターナショナルが発表した。

 また、荒木牧場の公式フェイスブックは26日に「今日はとても悲しいお知らせをしなくてはなりません。ネーハイシーザーが今日の午後3時過ぎに天に召されました」とネーハイシーザーの逝去を報告。「昨日までは自力で起き上がることができ食欲もあったのですが今朝の朝飼いの後から自力で起き上がることが出来なくなってしまい苦渋の決断しました」とし、「皆様には今までネーハイシーザーのご支援をして頂き感謝の気持ちでいっぱいです。今まで本当にありがとうございました」とつづった。

 ネーハイシーザーは芝・中距離戦線で活躍し重賞通算5勝。日本レコードを2度記録するなど卓越したスピードでファンを沸かせた。94年の天皇賞・秋では先行策から抜け出し、G1初勝利を挙げたが、その後は勝ち星に恵まれなかった。種牡馬入りしてからも、オープン馬ヒマラヤンブルーなどを輩出した。

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2018年2月27日のニュース