【すみれS】たけし命名コマンドール2連勝、クラシック名乗り

[ 2018年2月26日 05:30 ]

阪神9R・すみれSで勝利した福永騎乗のキタノコマンドール(中央)
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 3歳オープン、阪神9R・すみれSはタレントのビートたけしが命名したキタノコマンドール(牡=池江、父ディープインパクト)が後方待機から勝負どころでまくるように進出、鋭く伸びて逃げ粘るケイティクレバーを差し切った。デビュー戦に続いて2連勝。クラシックに名乗りを上げた。初コンビの福永は「凄い反応。普通の馬とは違う上がり方だった」と興奮を隠し切れない。「まだ右にモタれたり、遊ぶところがあるし、伸びしろは十分。左回りがベターだから、特にダービーは合っていそう」と期待を寄せた。

 「DMMバヌーシー」の勝ち上がり第1号としても注目の逸材。DMM.comの野本巧取締役は「今後は状態を見てからになるが、今日の勝ち方を見たら確実に意識しますね」とクラシックの舞台を見据えた。春のG1には“名付け親”であるビートたけしが競馬場に訪れることが現実になりそう。「“皐月賞、ダービーに出ることになったら行くぞ”と言ってもらっている。正式ではないが、事務所の方にもレースの日程は伝えてあります」と明かした。今年の競馬場では“コマネチ”がブームになるかもしれない。

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2018年2月26日のニュース