【若松・九州地区選手権】仲谷逃げ切り、地元でG1初優勝!

[ 2018年2月21日 05:30 ]

G1を初めて制した仲谷颯仁
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 ボートレース若松「G1第64回九州地区選手権」の優勝戦が20日、第12Rで行われ、1号艇の仲谷颯仁(23=福岡)がコンマ04のトップスタートで逃げ、G1初Vを決めた。仲谷は3月16日に開幕するSGクラシック(浜名湖)の出場権利を手にした。

 動きは文句なし、エンジンも完調で勝つには十分の要素。戦前から「自分との闘い」と気合も充実。唯一懸念されていた石川のイン強奪を難なく退け、予定通りに堂々のポールポジション発進。鏡のようなベタ水面のレースはスリットで1人だけ飛び出し1Mで悠々と先行態勢を作った。

 「S特訓では深い起こしも練習していたけど、思ったより浅かったから良かった。今節は前検から手応えがあったので(優勝戦で勝つ)確信がありました」

 昨年の最優秀新人を争った同世代のライバル羽野、クラシック出場に並々ならぬ意欲の篠崎元志、強力パワーの真庭らに付けいる隙を与えない完勝劇だ。悲願のG1タイトルを純地元でゲットし「みなさんに感謝。本当にうれしい」。これで18年SGクラシック出場権をゲット。中間発表では選考順位36位のオールスター出場も有力。近未来のSG覇者と言われているが、それが今年かもしれない。

 ◆次走 仲谷颯仁の次走は24日からの児島一般戦。吉川昭男、徳増秀樹、若林将らと優勝を争う。羽野直也は24日からの鳴門一般戦。西島義則、林美憲、森永淳らが出場。石川真二は3月27日からの鳴門一般戦。新美恵一、山口達也、遠藤エミらが参戦。篠崎元志、池永太は27日からの戸田G1戸田プリムローズ。松井繁、菊地孝平、桐生順平らが相手。真庭明志は3月2日からの住之江一般戦。藤丸光一、山地正樹、山本隆幸らとVを争う。

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2018年2月21日のニュース