師匠・根本師、菜七子の小倉滞在「いい経験になる」成長も実感

[ 2018年2月6日 05:30 ]

藤田菜七子直撃インタビュー

16年4月の福島でJRA初勝利を挙げた藤田菜七子と握手する根本師(左)
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 師匠の根本康広師(62)も菜七子の小倉滞在が貴重な経験になると信じている。「昨年まではまだ心配な面が多くて行かせられなかったが、もう今年は元気(丸山)と行かせることにした。昔は美浦でも当たり前だったんだけど、滞在中は週中からじっくりと1頭の馬に携われる。それがいい経験になると思うよ」と師。昨年も夏の北海道競馬に滞在するプランはあったが、時期尚早とストップをかけてきた。

 3年目を迎えた愛弟子の成長はレース中にも感じるという。「昔はレースを見ていてもすぐに“あれが菜七子だ”ってフォームで分かったんだけどね。最近は他の騎手と比べてもまともに乗れるようになってきたんじゃないか。筋力トレーニングをしっかりやっているみたいだし、フォームが安定してきたんだろうね。負けん気が強い子だし、どんどん力を付けていってほしい」と優しい口調で話していた。

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2018年2月6日のニュース