【京都記念】レイデオロ、譲れない始動戦 ドバイ参戦も視野に

[ 2018年2月6日 05:30 ]

 昨年のダービー馬レイデオロが「第111回京都記念」で始動する。先月11日に美浦に戻り時間をかけて調整し、14日に坂路で初時計(4F54秒7)を計時。先週1月31日は騎乗停止中のルメールが美浦に駆けつけ、意欲的な3頭併せ。ルメールは「バランスもフットワークもいい。気持ちの面でも少し大人になった感じ」と称賛。指揮官も「順調に来ているし、体はいい意味でひと回り大きくなっている。走りにも余裕がある」と心身の成長を感じ取っている。

 7日水曜の最終追いには騎乗停止中のルメールに代わり、バルジューが騎乗予定。藤沢和師は「鈍感な馬ではないので、京都は初めてでも問題ない。バルジューも京都で何度も乗っているから。同期の4歳馬も頑張っている。今年はレイデオロの年にしたいね」と決意を語った。京都記念の結果次第でドバイシーマクラシック(3月31日、メイダン)の参戦も視野に入っている。世界制覇を懸けるレイデオロには譲れない始動戦だ。

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2018年2月6日のニュース