【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】3日京都7R 気配上昇メイショウギガースが前走のうっぷんを晴らす

[ 2018年2月3日 08:00 ]

 先週、最も印象に残ったレースは日曜東京メインのG3根岸S。速めの流れも◎サンライズノヴァ(2着)のパフォーマンスも想定した通りだったが、優勝したノンコノユメの走りには正直驚かされた。脚抜きのいい重馬場とはいえ、1分21秒5の堂々たるレコードV。最速だった上がり3Fは芝並みの34秒2をマークした。初のダート1400メートルで追走に手間取るのでは?と無印にしたことを大いに反省。長く続いた低迷から見事に脱出させた陣営の努力に拍手を送りたい。

 本日の当欄でピックアップするのは京都7R。前走(8着)は悪条件が重なった◎メイショウギガースの巻き返しを期待だ。その前走は初のダート1200メートル戦出走だった上に、最内1番枠で出負けして後方に置かれる厳しい展開。鞍上の浜中が懸命に押して中団前めインのポジションを確保したが、ゴールまで終始窮屈な競馬を強いられ、明らかに不完全燃焼のパフォーマンスだった。ひと息入れてリフレッシュに成功。今週は栗東坂路で4F50秒2の猛時計を叩き出し、動き自体も文句なしだった。勝ち鞍のある京都ダート1400メートルに替わり、もまれる不安がない大外12番枠をゲット。追える岩田との新コンビも魅力たっぷりだ。

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2018年2月3日のニュース