【鳥谷越・本社予想の稼ぎどころ】２８日中京８Ｒ　ＪＲＡ復帰初戦のアジアハイウェイを狙い撃ち

　土曜朝、東京競馬場に到着すると予想外の光景が広がっていた。都心では少なくなった月曜の雪が大量に残り、障害コースは全体が真っ白。芝コースを使えるように除雪するため、週中にＪＲＡは大量の作業員を増員したという。今週の日本列島を包んだ寒波は本当に強烈で、きれいに晴れ渡った日中も日陰に入ると凍える寒さ。厳しい環境でも全力でレースに挑む馬と人が、みなケガなく無事に…と願わずにはいられない。

　本日の当欄で取り上げるのは、数週間前から狙おうと思っていた中京８Ｒの◎アジアハイウェイ。１３年の朝日杯ＦＳを制したアジアエクスプレスの半弟という良血馬だが、デビューが遅れた上に重度の骨折もあって中央で勝利を挙げることができず、公営の名古屋へ転出。故障を癒やした後、いずれもぶっちぎりの逃げ切りで３勝を挙げて中央に戻ってきた。美浦で約２カ月間じっくりと乗り込まれており、動きは以前の中央在籍時より明らかにパワーアップ。手塚師も「１０００万でもいい競馬ができるくらいの感触がある」と高く評価しており、５００万戦に出走のここは楽勝の可能性まであるとみた。