【シルクロードS】クエスト、千二ぴったり!

[ 2018年1月24日 05:30 ]

 【東西ドキュメント・美浦=23日】一夜にして銀世界に変わった坂路をロードクエスト(シルクロードS)が力強い脚取りで駆け上がってくる。夜来の大雪でトレセンも馬場開場の午前7時までに積雪14センチを記録。芝、ウッドチップ、ポリトラックの各コースが使用できなくなったが、走路整備が間に合った坂路でクエストは通常通りに調教をこなした。「レース週でもキャンターで2本登坂。それだけ体力があるんですよ」と、小島茂師は満足そうに口火を切った。

 マイル路線で低迷が続いたが、前走は初の1200メートル戦で3着。復活の兆しが見えてきた。「マイルでは怒らせないようにそっと騎乗していたが、この距離なら(折り合いを気にせず)思い切り乗れる。今は1200メートルがぴったりです」。馬体に頼もしげな視線を向けると、長老記者の梅崎にこう伝えた。「早熟と言われるけど、5歳になって筋肉がつき、トモの緩さが解消されてきた。着実に成長しています」。賞金を加算して高松宮記念(3月25日、中京)へ挑む構えだ。

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2018年1月24日のニュース