【根岸S】8歳ウォーリアひと味違う!カイバ内容変え綿密調整

[ 2018年1月23日 05:30 ]

8歳のベストウォーリアはカイバの内容を変えながら体を絞っている
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 関東は東京開催に替わって、日曜メインはG1フェブラリーSの前哨戦「第32回根岸S」。ベストウォーリアは明け8歳。食べ物に気を使うのは人間も馬もベテランになればなるほど同じようだ。古泉助手が変化を語る。

 「一昨年まではカイバのマニュアルも出来上がっていて、馬体の大幅な増減もなかった。それが去年からその通りにいかず、カイバの内容も変えていった。脂っぽいものを抑えたり、今はやりの糖質を考えたりしてね。年齢的なものもあると思いますよ」

 年末に帰厩後、馬体重は552キロだった。前走との比較ならプラス34キロ。本番へ向けてCWコースで併せ馬を丹念にこなした。17日の1週前追いでは6F81秒9〜1F12秒7。クローディオ(6歳500万)に半馬身遅れたが、びっしり追って着々と態勢を整えている。

 「日曜日に計測したら524キロ。予定通り調整はできているし、絞ることに関しては間に合うと思います」

 6戦目にユニコーンSを勝ち、そこからは砂の猛者にまみれて実績を積み上げてきた。ダート重賞5勝。2着は7回を数える。昨年のこのレースは58キロを背負って2着。続くフェブラリーSでも2着と好走した。絞りづらくはなっているが、この中間もシャキッと動けている。あとは最後のひと追いで味付けを施すだけだ。

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2018年1月23日のニュース