ディープ 欧州年度代表馬らと交配へ!大物繁殖牝馬3頭が来日

[ 2018年1月16日 05:30 ]

 アイルランドを拠点とする世界有数の競走馬生産グループ「クールモア」が所有する大物繁殖牝馬が、ディープインパクトと交配するために来日したことが、15日までに分かった。16年欧州年度代表馬でG1・7勝マインディング(牝5)、昨年の英愛1000ギニーを含むG1・4勝のウィンター(牝4)、プロミストゥービートゥルー(同)の3頭。いずれもガリレオ産駒で、クールモア所有馬の代表格といえる存在。現在は輸入検疫中で、近日中に北海道安平町のノーザンファームに移動。種付け後に帰国し、欧州で出産。産駒は現地で競走生活を送る見通し。

 海外でも評価が急上昇中の種牡馬ディープインパクトの血を求めての来日。ノーザンファームで生産後に海を渡った同産駒サクソンウォリアー(牡3)は、昨年英2歳G1を制し、今年の英ダービーの有力候補となっている。同ファーム事務局の薦田英樹氏は「日本の種牡馬が世界から注目されるのは、生産者としても凄くうれしい」と歓迎。日本が誇るスーパーホースの血脈は、着実に世界へと広がっていく。

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2018年1月16日のニュース