【和歌山・開設記念】東口 地元で記念初V!インタビューで涙

[ 2018年1月15日 05:30 ]

地元で記念初勝利を挙げ、喜ぶ東口
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 東口善朋(85期)がうれしい記念初Vを地元で達成。82年10月の33周年後節・金谷和貞(引退)以来となる地元ウイナーが誕生した。レースは横山―武田―三谷―村上―南―東口―原田―菊地―郡司で周回。残り2周で上昇した郡司が外から南を抑え込んで出させない展開が続く。打鐘で前受けの横山―武田が踏み上げてペースを上げ、三谷―村上が続く。最終バックでようやく外に持ち出した南―東口のまくりに合わせ、3番手から三谷―村上も踏み込んでいく。横山の番手を回る武田が三谷を大きくけん制(南が落車、武田は押し上げで失格)、空いた内に鋭く切れ込んだ東口がゴール前で横山をかわして先頭に立つ。最後は迫る村上を振り切って1着でゴール。東口は何度もガッツポーズして喜びを爆発させ、優勝インタビューでは感極まって涙ぐむシーンも。

 「前で頑張ってくれた南君をはじめ、応援してくれた皆さんのおかげで記念を勝つことができた。和歌山は若い選手がどんどん成長してきて盛り上がっている。その流れに乗れた」

 今後は小倉F1(20〜22日)を走り四日市・全日本選抜(2月9〜12日)に臨む。「G1など大きな舞台でも活躍できるように頑張っていきたい」。地元記念Vを弾みに特別競輪での好走に意欲を見せていた。

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2018年1月15日のニュース