【万哲の乱 特別編】6日中山12R モリトシラユリが昨年を思い出す

[ 2018年1月6日 08:00 ]

 中山12Rの◎モリトシラユリといえば、昨年1月は3歳牝馬重賞のフェアリーS(3着)を走っていた。後方追走から、直線は外をジワジワ伸び、1着ライジングリーズン、2着アエロリットに続いてゴール。当時の上がり3F35秒4は勝ち馬ライジングリーズンと並ぶ最速。冬場の多少パワーのいる芝で、しっかりと伸びた。シラユリ自身はダートで2勝しており、野芝主体の春〜秋より、洋芝をオーバーシードした厳寒期の芝が合うのだろう。前走(13着=中山芝2000メートル)は道中で早めに動く意欲的な競馬。堀井師は「前走できついレースをしたことが、今回に結びついてくれれば」と前進を見込んでいた。内枠有利の中山マイルでは理想的な4番枠。昨年1月のフェアリーSだけ走れば、上位争いを演じても不思議ではない。

 《もうひと押し》中山9R・招福ステークスは関西馬の◎スマートボムシェル。関西圏では最後の直線半ばに坂がある阪神で3勝と好成績。逆に直線平たんの京都は案外…。急坂のある中山参戦は吉と出る可能性が大。500キロを超す大型馬だけに、今のパサパサのダートも合っている。

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2018年1月6日のニュース