【ホープフルS】タイムフライヤー完勝でクラシック大本命に「距離も能力も問題ない」

[ 2017年12月28日 15:52 ]

<中山11R ホープフルS>優勝したタイムフライヤーにキスをするC・デムーロ
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 2017年の中央競馬を締めくくる新設の2歳王者決定戦「第34回ホープフルS」(G1、芝2000メートル)が28日、中山競馬場11Rで行われ、C・デムーロ騎手騎乗の1番人気タイムフライヤー(牡2=松田厩舎、父ハーツクライ、母タイムトラベリング)が優勝。G1初勝利を挙げた。

 今年のJRA・G1を締めくくったのはG1年間6勝と勝ちまくったミルコの弟クリスチャンだった。インタビューの冒頭で「ありがとうございます」と兄にも負けぬ流暢な日本語であいさつした。

 クリスチャンは「全体的にペースが速かったので、あわてないように乗りました」とレースを振り返り、「集団が密集してスペースがあるかなと不安になった。でも(武)豊さんのジャンダルムがいたので、その後ろで待っていました」と落ち着いてパートナーを2歳王者に導いた。

 昨年、このレースを勝ったレイデオロは後にダービー馬となった。タイムフライヤーの来年以降の活躍についても「距離も能力も問題ない。来年、楽しみにできると思います」と太鼓判を押していた。

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