【ホープフルS】タイムフライヤーが初代2歳中距離王者!豊G1連勝ならず2着

[ 2017年12月28日 15:30 ]

<ホープフルステークス>タイムフライヤーでホープフルステークスを制したCデムーロは投げキッスでファンの声援に応える
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 2017年の中央競馬を締めくくる新設の2歳王者決定戦「第34回ホープフルS」(G1、芝2000メートル)が28日、中山競馬場11Rで行われ、C・デムーロ騎手騎乗の1番人気タイムフライヤー(牡2=松田厩舎、父ハーツクライ、母タイムトラベリング)が優勝。G1初勝利を挙げた。

 後方からの競馬となったタイムフライヤー。4コーナーで外から進出すると、先に抜け出した武豊騎乗のジャンダルムをとらえて先頭でゴール板を駆け抜けた。1馬身1/4差の2着には3番人気ジャンダルム、さらに首差の3着には7番人気ステイフーリッシュが入った。勝ちタイムは2分1秒4(良)。

 勝ったタイムフライヤーは重賞初勝利がG1の舞台となった。デビュー2戦目で初勝利。続く萩Sも連勝し、1番人気に推された前走の京都2歳Sでも2着に入り、高い実力を示していた。通算戦績は5戦3勝。

 鞍上のC・デムーロは中央G1通算2勝目で今年は初勝利。管理する松田師は13年JCダート(ベルシャザール)以来の中央G1通算14勝目。

 今年からホープフルSがG1に昇格し、JRAの2歳G1が3レースに増設された。阪神JF(ラッキーライラック)、朝日杯FS(ダノンプレミアム)に続いて3頭目のG1馬が誕生。JRA賞「最優秀2歳牡馬」の行方が注目される。

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2017年12月28日のニュース