【浦和・ゴールドC】休養明けソルテ復活V!重賞10勝目

[ 2017年12月21日 05:30 ]

スポニチ杯ゴールドCで復活Vを決めたソルテ(右)
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 スポニチ杯「第55回ゴールドカップ」(S2)が20日、浦和10Rで行われ、3番人気のソルテが9カ月の休養をものともせず、2番手から抜け出し復活V。重賞10勝目を挙げた。

 涙目の吉原がパートナーを称えた。「直線に入って、どこまで息が持つかという感じでした。そこからの頑張りは、レース中でも涙が出そうだった」。昨年の地方競馬年度代表馬は骨膜を痛め戦列を離れていた。この日のパドックでもいつもの覇気はなかったが、最後の直線で眠っていた闘争心に火が付いた。寺田師も「怪物ですよ!正直、仕上がりは八分ぐらい。無事に回って来てくれればと思っていた。頭が下がります」と驚くほど。今後は多摩川オープン(2月1日、川崎)→フジノウェーブ記念(3月7日、大井)のローテーションも明言。さらに「来年の目標はかしわ記念(5月2日、船橋)」と交流G1獲りも掲げた。

 ◆ソルテ 父タイムパラドックス 母ヒノデモンテローザ(母の父マルゼンスキー) 牡7歳 大井・寺田新太郎厩舎 馬主・フロンティア・キリー 生産者・北海道新ひだか町の下村繁正氏 戦績36戦15勝 総獲得賞金2億6862万5000円。

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2017年12月21日のニュース