【万哲の乱 特別編】17日中山11R 実績上位グレーターロンドンで不動

[ 2017年12月17日 08:00 ]

 土曜は美浦トレセンで居残り取材。ジャパンC10着に敗れたサトノクラウンはDコース(ダート)を軽く流した後、Wコースに入ってキャンター。ジャパンCで力を出し切っていない影響かもしれないが、とにかく活気がある。元気いっぱい。Wコースで土曜追いのルージュバックも四肢を大きく伸ばし、ルージュ独特の雄大なストライド。エリザベス女王杯(9着)は外枠とスローに泣いたが、こちらも活気がある。関東馬2頭が、有馬記念の高配当使者になりそうな気配だ。

 有馬資金を手堅く稼ぐなら、中山11R・ディセンバSの◎グレーターロンドンを信頼する手だろう。極悪馬場だった天皇賞・秋(9着)は途中から行きたがってしまった。2000メートルも微妙に影響した印象。相手も強力だっただけにやむを得まい。今回は一気にメンバー弱化のオープン特別。1F短縮の上、先行馬も適度にいて、折り合いも付けやすい。一瞬の爆発力が武器だけに、東京から直線の短い中山に替わるのも好材料。春には安田記念4着の実績。ここは確勝級。

 《もうひと押し》中山4Rは◎デルマウオッカ。4戦目の前走(2着)でガラリ一変した。堀井師は「能力は元々感じていた。前走は強い相手に頑張ったし、引き続き状態もいい」と初白星に照準。

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2017年12月17日のニュース