【細原・騎手で獲る 特別編】16日中京10R センス抜群アンコールプリュが連勝決める

[ 2017年12月16日 08:00 ]

 先週のカペラSは当コラムで推奨した◎ディオスコリダーが1着。不利な大外枠を克服して史上初の3歳馬Vを決めた。高橋忠師は「ドバイでの経験が精神面に表れていた。世界の強い馬たちと戦ってきたことが今に生きていますね」と成長力に目を細めていた。振り返れば今年3月のドバイゴールデンシャヒーンの前哨戦で7着。本番でも勝ち馬から大きく突き放されての11着だった。「今回は全てがうまくいった。オーナーの理解を得るのは大変なことだが、可能性のある馬はチャレンジしていくべきだと思う」と熱く話していた。記者も同感。馬も人も大舞台を経験して成長していく。次世代もこのディオスに続く活躍に期待したい。

 勝負レースは中京10Rつわぶき賞。こちらも将来有望なアンコールプリュに◎。半兄ブラックシェル(父クロフネ)は、08年のNHKマイルC2着→ダービー3着と早い時期から頭角を現した。ディープインパクト産駒の弟も新馬戦を快勝。好位から狭い内を突く抜群のセンスだった。ゴール前は余力十分の内容で、ここ即通用の器とみる。馬券は馬単。相手はサウンドキアラ、モデレイトが本線。オジョーノキセキ、アントルシャ、ヤエノグラフ、モズスーパーフレアを押さえる。

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2017年12月16日のニュース